10月28日に報恩講をつとめました。今年は午前と午後の二座に分けて行いました。
午前の部は住職が善導大師の「二河白道(にがびゃくどう)」(火と水の二つの河と白い道のたとえ)についての絵解(えと)き法話をしました。掛け軸をマンガのコマ割りのようにして細かく観察して解説する方法に挑戦しました。
午後は坊守がまどみちおさんの「うさぎ」の詩を紹介しながら正信偈についての法話をしました。詩の「うさぎ」のところに参詣の方のお名前をいれてみんなで読んでみました。ご自分の名前で読まれた方は、うれしかったと笑顔でお帰りになりました。人の声のあたたかさを感じる時間となりました。